団体追い抜きは日本女子お家芸 常にメダル争い絡む

[ 2017年11月12日 05:30 ]

スピードスケートW杯第1戦 女子団体追い抜き ( 2017年11月10日    オランダ・ヘーレンフェイン  )

女子団体追い抜き 滑走する(右から)佐藤、高木菜、高木美
Photo By 共同

 団体追い抜きは日本女子の得意種目といえる。五輪に採用されて以降、06年トリノ4位、10年バンクーバー銀、14年ソチ4位と常にメダル争いに絡んできた。

 田畑真紀中心のチームから世代交代が進み、現在は高木美がけん引。15年世界距離別選手権で初優勝すると昨季は2年連続でW杯総合優勝を果たした。突出した速さを持つ高木美を生かし、若い佐藤や五輪経験者の高木菜や押切、菊池らベテラン勢もおり、層の厚さも誇る。過去の五輪はトリノ、バンクーバーでドイツが連覇。ソチはオランダが金メダルを獲得しており、強力なライバルだ。

続きを表示

2017年11月12日のニュース