小平、無敵18連勝!開幕戦に続き貫禄の滑り W杯通算11勝

[ 2017年11月12日 05:30 ]

スピードスケートW杯第1戦 女子500メートル ( 2017年11月11日    オランダ・ヘーレンフェイン )

11日の女子500メートル、優勝した小平
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 女子500メートルは10日の開幕戦に続き11日も小平奈緒(31=相沢病院)が37秒33で優勝。W杯通算11勝目で同種目の連勝を18に伸ばした。郷亜里砂(29=イヨテツク)も3位表彰台に立った。

 11日に行われた500メートルの2レース目も小平は同走のライバル李相花を抑えて37秒33で優勝した。10日は最初のスタートでフライングし、失敗が許されない状況だったが、100メートルは自己最高の10秒27で通過。37秒29で制し「(脚を)凄く氷に近い位置で押せた」と効率の良いフォームに納得の表情を見せた。

 同じリンクで昨年12月にあったレースは37秒69。11カ月で0秒40も伸ばし、李相花のリンク記録を塗り替えた。かつて2シーズン過ごした場所で「名前を呼んでくれるファンが増えた。オランダの人たちにも喜んでもらえたかな」と笑った。

 郷と神谷も37秒台をマーク。11日は3位に入った郷は「ずっと奈緒さんが目標」と語り、神谷も「今年は小平さんに勝つという気持ちでやっている」。

 追われる立場となっても変わらない貪欲さが小平の原動力。500メートルは国内外で18連勝となったが、「もう少し(タイムが)出るかと思ったが、後半は安全に滑っちゃった」と反省も忘れなかった。

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2017年11月12日のニュース