復帰の宮原は5位 メドベージェワ ロシア杯に続き優勝でGPファイナル決定

[ 2017年11月11日 18:29 ]

<NHK杯女子フリー>復活を感じさせる宮原知子(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯第2日は11日、大阪市中央体育館で、女子フリーが行われ、左股関節の疲労骨折から約11カ月ぶりに復帰した、ショートプログラム(SP)6位の宮原知子(19=関大)はフリー126・75点で、合計191・80点の5位だった。

 SPで日本人トップの4位だった本郷理華(21=邦和スポーツランド)は、ジャンプで精彩を欠き、計187・83点で7位。白岩優奈(15=関大KFSC)は計171・94点の8位でGP初出場の舞台を終えた。女子で日本選手がNHK杯で表彰台を逃すのは2000年大会以来17年ぶり。

 世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(17=ロシア)は、ジャンプでミスが出て転倒があったものの計224・39点で、他の選手を圧倒し、ロシア杯に続き優勝で3年連続のGPファイナル出場が決まった。2014年ソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナー(30=イタリア)は、212・24で2位に入り、こちらも4年ぶりのGPファイナル進出が決まった。

 ▽宮原知子の話 練習通りだなと思った。まずまずのことができた。体調面では全く違和感も痛みもない。あとはもっと上げていくだけ。点数はついてくると思う。

 ▽本郷理華の話 ジャンプの失敗があって、すごく悔しい。こういう思いをしないように練習を頑張りたい。最後のステップは力を振り絞ってやった。ストーリーが見えると思ってもらえたらうれしい。

 ▽白岩優奈の話 前半は良かったが、後半のジャンプで気持ちが焦った。練習でできていても試合でできないと意味がない。課題を克服していきたい。

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