渋谷が東京Aで優勝、関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選

[ 2017年11月7日 05:30 ]

東京Aブロック優勝の渋谷(左)と同Bブロック優勝の上小城
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 スポニチ主催・平成29年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選が6日、5地区で争われ、2ブロックに分かれた東京Aは渋谷晃太郎(代々木2年)が71、同Bは上小城柾之(早実2年)が70、神奈川は細田響生(湘南工大付1年)が76、埼玉は山田真輝(埼玉栄1年)が71、東関東は宮内遼河(千葉学芸2年)が74でそれぞれ優勝した。シード選手を除き東京2ブロックとも上位23人、神奈川14人、埼玉17人、東関東16人が12月の関東大会(千葉・一の宮CC)に進出。2日間競技の静岡・山梨では岡部祐太(静岡北)が77で初日トップに立った。

 <東京A>71で優勝の渋谷は「ショットは安定しなくても、アプローチとパットが良かった」と6バーディーを奪った。昨年はオーストラリア・ゴールドコーストに1年間留学しており、個人戦出場は初めてで「予選通過を目指したので」と優勝を喜んだ。将来の目標はプロ。今年の日本アマ2位・中島啓太は高校のチームメートで、一緒に練習することもある。2週後には米国でキャンプを予定しており、準備万端で初の関東大会に挑む。

 <東京B>2アンダーで優勝の上小城は「パットの距離感が合い、決めたい時に入ってくれました」と前半に3バーディーを奪うなどしてスコアを伸ばした。「ウッドよりアイアンが好き」とウッドは1W、3Wの2本だけ、得意の3Iで230ヤードはカバーする。高校入学から本格的に取り組んだが、昨年は腕のケガに苦しんだ。「関東大会の一の宮は初めてのコースなので、自分のゴルフをしたい」と抱負を語った。

 ▼埼玉県優勝・山田真輝 パターとアプローチが良かった。夏は関東大会で負けてしまったから、しっかり練習を積んで今度こそ全国に行きたい。

 ▼神奈川県優勝・細田響生 セカンドショットは6番でOBを打つなどミスが多かったが、アプローチ、パットでカバーできた。関東大会へ向けて気を引き締めて練習に取り組みたい。

 ▼東関東優勝・宮内遼河 セカンドショットとパットが良かった。今日のプレーには満足している。鈴木監督からは「勝負は、関東大会の一の宮だ」と言われた。初の全国大会出場を目標に頑張りたい。

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2017年11月7日のニュース