NFLブラウンズのゴードンが試合直前の薬物摂取を告白 驚がくの真実!

[ 2017年11月7日 11:26 ]

復帰が認められたブラウンズのWRゴードン(AP)
Photo By AP

 2016年9月から無期限の出場停止処分を科せられていNFLブラウンズのWRジョシュ・ゴードン(26)が、GQマガジン誌とのインタビューで驚くべき自身の“薬物&飲酒生活”を告白した。

 地元クリーブランド(オハイオ州)での試合前日には市内のホテルに宿泊するが、ゴードンは試合当日に自宅に戻り「体に刺激を与えるため」と称してマリフアナを吸引し、酒を飲んでホテルにUターン。そのまま試合に臨んでいたことを明らかにした。

 AP通信によれば「もし試合直前に薬物検査があっても、数日あればクリーンにすることができる方法を知っていた」と語っており、マリフアナの匂いを消すために衣服も取り替えていたことも吐露。薬物を初めて摂取したのは13歳のときで「大学(ユタ大)時代とNFL初年度の全試合(16)でマリフアナを吸っていった」と薬物に依存しながらの競技生活だったことを認めた。さらに「多くの選手が試合の前にマリフアナを吸っているが、それについては今は語らない」と薬物渦がNFLの広範囲におよんでいることも示唆。米国のスポーツ界の衝撃を与えるインタビュー内容となった。

 ゴードンは2012年のドラフト2巡目にブラウンズに指名されてNFL入り。2季目の2013年シーズンには全16試合中、2試合を欠場しながらレシーブで1646ヤード(リーグ1位)と9TDの好成績を残していた。しかし薬物違反で処分を受けて2014年12月21日以来、試合から遠ざかり、薬物のリハビリ施設で治療を受けていた。

 この間「クリーブランドではののしられ、飲み物を投げつけられたりした。車の窓にもコインなどを投げられ、兄弟や母親にも迷惑をかけた」と苦難の生活をしいられて深く反省。今月に入ってようやくロジャー・グッデル・コミッショナーに“復職”が認められ、7日(日本時間8日)にブラウンズの練習施設でチームに合流することになった。

 ゴードンと面談したNFL運営部門のサーシ・ブラウン副社長は「彼をチームに戻すことを楽しみにしている」とコメント。ブラウンズは今季8戦全敗と精彩を欠いているが、かつてのエースWRの復帰を機に、悪い流れを断ち切りたいところだ。

続きを表示

2017年11月7日のニュース