柔道「合わせ技一本」復活 来年1月の国際大会から適用

[ 2017年11月7日 05:30 ]

 国際柔道連盟(IJF)は6日までに2020年東京五輪で採用する新ルールを発表し、今年の試験導入段階で廃止された技あり2つによる「合わせ技一本」の復活が決まった。来年1月の国際大会から適用される。

 試合の決着方法も変更となった。技によるポイントか指導3つによる反則負けでのみ勝敗が決まる。試験ルールでは延長戦で、指導の数に差がついた時点で勝敗が決していた。脚取りは2度犯すと反則負けとされていたが、他の指導と同様に扱うことになる。「有効」は復活しなかった。

 IJFのビゼール会長は「新たなルールと競技形式は柔道に大きな恩恵をもたらすと確信している」と述べた。

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2017年11月7日のニュース