九州場所が全て満員御礼に 21年ぶり90日間大入りへ

[ 2017年11月6日 20:34 ]

 12日に福岡国際センターで初日を迎える一年納めの大相撲九州場所は、15日間全て満員御礼が決定的となったことが6日、日本相撲協会関係者の話で分かった。実現すれば年6場所90日間で全て大入りを達成。1996年以来、21年ぶりとなる。

 関係者によると、初日まで1週間を切った6日時点で10日間の前売り券が既に完売した。残っている2〜5日目と10日目も約9割が売れ、満員御礼を出す目安となる8割以上の集客を上回る見込み。九州場所担当部長の境川理事(元小結両国)は「われわれの目標は、あくまで札止め(完売)。一人でも多くの方に観戦していただきたい」と話す。当日券は各日約200枚が販売される。

 九州場所は不入りに悩まされ、全日程大入りは96年が最後。2000年からは3年続けて満員御礼がゼロだったが、最近の大相撲人気の高まりにより、昨年は13日間大入りと盛り返していた。

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2017年11月6日のニュース