“山の神野”東日本実業団駅伝のメンバー外れる 12月初マラソンまで1カ月

[ 2017年11月2日 15:16 ]

コミカミノルタの神野大地
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 青学大時代に箱根駅伝の山登りの5区で活躍した神野大地(24=コニカミノルタ)が、3日の東日本実業団対抗駅伝(埼玉県庁〜熊谷スポーツ文化公園陸上競技場、7区間77・5キロ)のメンバーから外れた。2日に埼玉県熊谷市で監督会議が行われ、コニカミノルタの磯松大輔監督(43)は「あまり調子が良くないので外した。結構疲れがたまっている。故障しているわけではない」と説明した。

 神野は12月3日の福岡国際マラソンで初マラソンに挑戦する。夏場には70キロ走も敢行。磯松監督は「練習は順調にこなせてきたけど、今は(マラソン)1カ月前できつい時期」と言う。ここまでのマラソン練習で、同監督は神野について「粘りが凄い」とし、似たタイプとして公務員ランナー・川内優輝(30=埼玉県庁)の名を挙げた。「福岡で川内くんと一緒に走らせてもらうんで、何か学んでくれれば。初マラソンだし、そんなに簡単にはいかないと思う。1つ1つ段階を踏んで成長してほしい」と控えめに話していた。

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2017年11月2日のニュース