平昌五輪日本代表の公式ウエア発表 葛西、サンライズレッドに「自信に満ちたような感じ」

[ 2017年11月1日 17:05 ]

ウエア発表会に参加した土屋と葛西
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 日本オリンピック委員会(JOC)は1日、来年2月の平昌冬季五輪、パラリンピックで日本選手団が着用する公式ウエアを東京都内で発表した。昨年のリオデジャネイロ五輪、パラリンピックに続きアシックスが今大会でもスポーツウエアを提供する。

 発表会には、ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明(45=土屋ホーム)、フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の小野塚彩那(29=石打丸山ク)、障がい者スキー距離の新田佳浩(37=日立ソリューションズ)、パラアイスホッケーの高橋和廣(38)ら8選手が登壇。スペシャルサポーターとして女優の土屋太鳳(22)も駆けつけた。

 公式ウエアのコンセプトは「PROUD OF JAPAN.(日本を、誇れ。)」。朝日が昇る力強さをイメージしたという鮮やかな「サンライズレッド」を基調としたアウタージャケットを着た葛西は「自信に満ちたような感じ。選手は燃えるような気持ちでいるので、このウエアはぴったり」と笑顔。スポーツ工学に基づいて設計されたウエアは特に軽さが印象的だったとようで選手たちは「すごく軽い」「軽くて暖かい」と口をそろえた。

 車いすを使用する競技の選手には、丈を短めにし着やすさを追求したアウタージャケット。車輪を回しても袖口が汚れにくいよう加工されているなど、細やかな配慮に高橋も「日本独自の仕様になっている。本大会が楽しみ」と気に入った様子だった。

 公式ウエアに身を包んだ選手を前に土屋は「このウエアで登場されると想像するだけで胸が熱くなる」と感無量。「選手がすべてを出し切る姿には、人生の素晴らしさを感じる。日本のみなさんと一緒に全力で応援したい」と力を込めた。

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2017年11月1日のニュース