真凜 中国杯から“鉄の女”宣言、堂々と動じないワグナー手本

[ 2017年10月31日 05:30 ]

スケートカナダ・エキシビション キュートなしぐさでファンを魅了する本田(撮影・小海途 良幹)
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 グランプリ(GP)シリーズデビュー戦のスケートカナダを5位で終えた女子の本田真凜(16=関大高)が29日、エキシビションに出場した。試合から一夜明け、既に気持ちを入れ替えた本田は、11月3、4日のGPシリーズ第3戦中国杯(北京)から、“鉄の女”になる考えを明かした。

 参考にするのは、16年世界選手権銀メダルのアシュリー・ワグナー(26=米国)だ。「今大会で初めて生で見たけど、自分がソワソワしている時でも落ち着いて常に格好良かった。そういう選手になりたいです」。ワグナーは実力もさることながら、鍛え上げた鋼の肉体をヌード写真にしたことで知られる。その堂々と動じない姿勢が16歳の心に響いた。

 ショートプログラム(SP)の後、浜田美栄コーチに大目玉を食らって涙したが、天真らんまんさも完全復活した。「もう悪い演技を使っちゃったので、後はいい演技が残っています。ふふ。大丈夫だと思います」。次戦こそ本来の演技を披露する。

 ≪「北京ダック食べたい」初の中国へ出発≫本田は30日、レジャイナ空港から次戦の会場へと向かった。開催地の中国は初めて訪れる国で「北京ダックを食べたい」。今大会は金色のネイルだったが次戦は「違う色にしようかな」と気分転換を図る。トロントを経由して北京へ向かう。

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