松山、連覇どころか50位終戦 1度もアンダーパー出せず

[ 2017年10月30日 05:30 ]

世界選手権シリーズ HSBCチャンピオンズ最終日 ( 2017年10月29日    中国・上海 佘山国際GC=7261ヤード、パー72 )

松山英樹(AP)
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 昨年大会覇者の松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、4ボギーの72で回り通算4オーバーの50位だった。片岡大育(29=Kochi黒潮CC)は72で回り4アンダーで15位。69だった谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は3アンダーの20位。8打差の4位から出たジャスティン・ローズ(37=英国)が67をマークし通算14アンダーで逆転優勝を飾った。

 松山は一度もアンダーパーを出せないまま大会を終えた。「連覇を目指したし、良い状態で来たつもりだったけど、ごまかし続けた部分がそろそろ限界がきているのかなという感じ」と振り返った。

 インから出て12番で3メートルのバーディーパットを沈めた。14、16番も伸ばして折り返し、5番は長いパットを決めてバーディー。しかしショットが乱れて6番から3連続ボギーを叩き失速した。

 今年最後の米ツアーは50位。「大変な一年間だった。良い時があったからこそ今の悪い状況が凄く悔しい」。帰国後は11月5日に日米首脳とのラウンドがあり、16日開幕のダンロップ・フェニックス(宮崎)、30日開幕のヒーローワールド・チャレンジ(バハマ)を経てオフに入る。「スイングも、パットもかなり変えなくちゃいけない。どれだけ早く形にしていけるか」と“大改造”に着手する意向を明かした。

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2017年10月30日のニュース