初代表・姫野 28日世界選抜戦&定位置獲りへ「最大限出す」

[ 2017年10月28日 05:30 ]

28日の世界選抜戦に向けて、緊張の面持ちで練習を行う日本代表のロック姫野和樹(左)。右隣は日野剛志、右端は浅原拓真
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 ラグビー日本代表は福岡市内で前日練習を行い、左ロックで先発する代表初選出の姫野和樹(23=トヨタ自動車)は「代表のジャージーは特別。責任が重くのしかかるがパフォーマンスを最大限出す」と意気込みを語った。

 今回は11月4日のオーストラリア戦(日産ス)の前哨戦で、主力選手の多くに休養が与えられた。ノンキャップの姫野らにとっては、ベストメンバーが組まれる11月4日に向けたセレクションとの位置づけ。相手の世界選抜には来年以降に日本代表資格を得る外国出身選手も多く、プレー内容が劣れば明日はない。フランカーもこなす“FWのダイナモ”は「結果を残さないと19年のW杯まで生き残れない。ポジションを確立したい」と強い決意で臨む。

 《世界選抜で出場、藤田「自分の仕事を」》世界選抜の14番で先発する15年W杯代表のWTB藤田慶和(パナソニック)は「いい練習ができている。試合を楽しみたい」と話した。16年以降は日本代表に正式招集されておらず、パナソニックでも出場機会が限られている。苦しい現状ながら「自分の仕事をまっとうする。一つ一つクリアしないと先もない」と静かに代表復帰への意欲を示した。

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2017年10月28日のニュース