笠松 3人PO制し初のV3、プロ目指し「予選会通過したい」

[ 2017年10月28日 05:30 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第48回日本社会人ゴルフ選手権最終日 ( 2017年10月27日    神奈川県相模原市 相模原ゴルフクラブ西コース=6886ヤード、パー72 )

日本社会人ゴルフ選手権最終日 3連覇を達成した笠松(右)とシニアの部で優勝した片桐
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 優勝争いは大混戦となり笠松孝太郎(25)、豊島豊(40)、岸田佑典(32)の3人が2オーバー、146で並びプレーオフに持ち込まれ、笠松が3ホール目で豊島を下し、大会初の3連覇を達成した。シニアの部優勝は13オーバー、157の片桐公秀(58)。

 大会初の3連覇、中土靖と並ぶ最多3度目の優勝を手にした笠松は「勝てたのはドライバーを諦めたこと、最後に使ったこと」と振り返った。大会前から1Wの乱調に苦しみ、最終日に1Wを使ったのは18番とプレーオフ3ホール目の3番の2回。パー5の3番では1W、2Wとつないでグリーン横まで運びバーディーにつなげた。クラーク記念国際・浜松校を卒業後、家業を手伝いながら将来はプロを目指している。3度の社会人日本一を土産に「来年は何とかプロの予選会を通過したい」がこれからの目標だ。

 ▼2位豊島豊 今日は林に入れたり、全体的に良くなかった。2オーバーでプレーオフができるとは思わなかった。プレーオフはやるっきゃないと臨みましたが…。(プレーオフの末、4年ぶりの優勝を逃す)

 ▼シニアの部優勝片桐公秀 2日間、まずまずのプレーはできたと思います。大きな大会で、自分の力を試せるのは魅力で、全国の仲間、友達が増えていくのもうれしい。(兵庫県川西市在住で初優勝。総合20位)

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2017年10月28日のニュース