日本代表・レメキ、世界選抜戦で復活「3トライくらい取りたい」

[ 2017年10月27日 14:55 ]

翌日の世界選抜戦に向けて練習を行う日本代表のWTBレメキ・ロマノ(中央)
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 ラグビー日本代表は27日、28日に福岡市のレベルファイブスタジアムで行われる今秋初戦の世界選抜戦に向け、同市内で前日練習を行った。昨年11月のジョージア戦で右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負い、約1年ぶりに代表復帰した16年リオデジャネイロ五輪7人制代表のWTBレメキ・ロマノ(ホンダ)は「早く試合をしたいね。3トライくらいは取りたい」と待ち切れない様子で語った。

 7人制代表ではエースとして君臨し、リオ五輪では初戦のニュージーランド戦の勝利に貢献するなど大車輪の活躍を見せた。その後は7人制代表から身を引く考えを示し、15人制に専念。昨年11月に15人制でも初めて代表に選出されると、初戦のアルゼンチン戦でトライを記録し、華々しいデビューを飾った。続くジョージア戦で故障し、半年以上に及ぶリハビリ生活が続いたが「楽しかった。ずっとJISS(国立スポーツ科学センター)でリハビリをした。いろんな競技の選手と交流できた」。サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)とも短期間ながらリハビリ生活を共にし、大いに刺激を受けた様子だった。

 今回はテストマッチではないためキャップは付かないが、日本代表のジャージーを着る誇りに変わりはない。WTBは山田章仁、福岡堅樹(ともにパナソニック)、松島幸太朗(サントリー)とライバルも多いだけに、代表復帰初戦ながら結果も必要となる。「いいパフォーマンスをしないと(11月4日の)オーストラリア戦は出られない。ここで(活躍を)見せたい」と全開モードで臨む覚悟を示した。

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2017年10月27日のニュース