遼の弟・航、日体大受験へ プロ転向視野にレベルアップ目指す

[ 2017年10月25日 05:30 ]

兄・遼(左)の前でティーショットを放つ石川航
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 男子ゴルフの石川遼(26=CASIO)の弟、航(17=埼玉・県浦和高3年)が日体大を受験することが24日、分かった。「日体大の推薦入試を受けます。高校の先生にも伝えました」と決意を明かした。

 全国屈指の進学校に通っている航だが、当初は大学へ行かずに、高校卒業後すぐのプロ転向を考えていた。だが、周囲の人に相談するなど「凄く悩んだ」末、翻意。練習場が改修され環境面が整った日体大には、同学年で全国大会優勝経験のある実力者が入学予定であることも決め手となり、進学の意向を固めた。「切磋琢磨(せっさたくま)してレベルアップしたい」と大学を経てのプロ転向を視野に入れている。

 この日は26日開幕のマイナビABC選手権(兵庫・ABCゴルフ倶楽部)に出場するため、兄らと18ホールを練習ラウンド。「過去2試合は緊張して自分のプレーができなかった。今回は少しでもいいプレーをして自信をつけたい」とツアー3試合目で初の予選突破を目指す。

 ◆石川 航(いしかわ・わたる)2000年(平12)2月23日生まれ、埼玉県出身の17歳。5歳からゴルフを始め、16年埼玉県ゴルフ選手権、関東高校ゴルフ選手権優勝。17年日本ジュニア(15〜17歳の部)9位。1メートル70、55キロ。ちなみに県浦和高は17年の東大合格者32人を誇る全国屈指の進学校。

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2017年10月25日のニュース