ノッてる16歳・川合美乃里、2度目Vだ サーフィン国際大会

[ 2017年10月24日 05:30 ]

華麗なライディングを見せる川合美乃里
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 20年東京五輪の追加種目に決まっているサーフィンの「ホワイトバッファロー・ウィメンズ・プロQS3000」(スポニチ後援)が27日、千葉県鴨川市東条海岸のマルキポイントで開幕する。ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のクオリファイリング(予選)シリーズ(QS)では日本最高峰大会の一つで、五輪代表有力候補の川合美乃里(16)は「日本で行われる今年最後の国際大会。目標は優勝ですね」と意気込みを語った。

 川合が一躍時の人となったのは5月に五輪会場となる千葉県一宮町で行われた一宮千葉オープン。今回と同じQS3000の格付け大会で日本女子として史上初の優勝を果たした。今回はシーズン終盤でライバルのレベルは当時より上がるが、今月1日まで行われた世界ジュニア選手権(宮崎県日向市)では9・97点(10点満点)のスーパースコアをマークするなど実力は折り紙付き。川合自身も「自分の今の技術を毎ヒート出せるか」と勝敗の鍵を挙げ、実力を出し切って再び頂点に立つ。

 ▽ホワイトバッファロー・ウィメンズ・プロQS3000 WSLが主催するQS(全40大会)の一つで、昨年に続き2度目の開催。今年は73選手がエントリーした。女子のQS最高峰大会は6000(優勝者に与えられるランキングポイント)で、3000は2番目に高く、日本開催では千葉一宮オープンと並ぶ最高の格付け。毎年QSランク上位6人が、翌年のチャンピオンシップツアー(CT)出場権を得る。

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2017年10月24日のニュース