大揺れのサンズが４戦目で初勝利　キングスに競り勝つ

初先発で勝利に貢献したサンズのジェームズ（ＡＰ）
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　アール・ワトソン監督（３８歳）を３試合が終了した時点で解雇したサンズが２３日、地元フェニックス（アリゾナ州）で行われたキングス戦で１１７―１１５（前半５９―５１）で競り勝って１勝３敗。後任のジェイ・トリアーノ監督代行（５９歳）は指揮官となった初戦を白星で飾った。

　試合の前にはライアン・マクダノーＧＭ（３６歳）が昨季２１・１得点を挙げているガードのエリック・ブレッドソー（２７歳）に対して“自宅謹慎”を通告。ワトソン監督を解雇した日に「オレはここにいたくない」とツイートしたことを重くみて戦力から外すことを決断した。

　同ＧＭは「彼はすでにサンズで最後の試合を行っている」と語っており、事実上の解雇通告。チームが揺れ動く中での第４戦だった。

　トリアーノ監督代行は新人フォワードのジョシュ・ジャクソン（２０歳）に代わって２季目のマーキース・クリス（２０歳）を先発に起用。ブレッドソーの代役には２７歳でＮＢＡデビューを果たしたポイントガードのマイク・ジェームズを起用した。

　その２人の初先発組が活躍。クリスが１９得点を挙げれば、欧州リーグ出身で今サマーリーグの活躍を認められて契約にこぎつけたジェームズも１８得点と７アシストをマークして勝利に貢献した。

　敗れたキングスも１勝３敗。ベンチから出たベテランのギャレット・テンプル（３１歳）が２３得点を稼いで土壇場で追い込んだが、あと一歩およばなかった。