美帆、国内最高で初V 小平超えの1分14秒台も「まだ出る」

[ 2017年10月23日 05:30 ]

スピードスケート全日本距離別選手権最終日 ( 2017年10月22日    長野市・エムウエーブ )

1分14秒89の国内最高記録でゴールし、声援に応える高木美帆
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 女子中長距離エースの高木美が1500メートルに続き今大会2種目の国内最高記録を塗り替えた。小平が昨年マークした記録を0秒19短縮して1分14秒89。「1分15秒を切ることができて、その瞬間うれしかった」。

 レース前にコーチから「1歩目失敗したら全部狂うから」と注意されたが、本番で「右脚が抜けた」という手痛いミス。焦らずに「シフトチェンジしながら落ち着いて滑れた」と徐々にスピードを上げた。平昌五輪で複数メダルも狙える存在に成長し、「まだ(タイムは)出る」と強気だった。

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2017年10月23日のニュース