神戸製鋼、好機でミス連発3連敗…平尾さん一周忌後初戦飾れず

[ 2017年10月23日 05:30 ]

ラグビートップリーグ・第9節 ( 2017年10月22日    ノエスタ )

リコーに敗れ3連敗し肩を落とす谷口(右端)ら神戸製鋼フィフティーン
Photo By 共同

 ラグビートップリーグは22日、第9節の2試合が行われ、神戸製鋼はリコーに10―15で敗れ開幕6連勝後から3連敗となった。昨年10月20日に胆管細胞がんのため亡くなった平尾誠二ゼネラルマネジャーの一周忌後では初の試合だったが、白星を届けられなかった。一方のリコーは今季6勝目を挙げ優勝戦線に踏みとどまった。

 好機でミスが続出し、地元で連敗を止められなかった。神戸製鋼は後半に2トライを奪ったが、3連敗。マッケイ・ヘッドコーチは「最後の我慢と精度をやりきれていないことが、点を取れない、苦しい結果につながっている」と指摘した。会社の製品データ改ざん問題は拡大し、20日には総監督、ゼネラルマネジャーを務めた平尾誠二氏の一周忌を迎えた。「社員を元気づけるという意味でも、平尾さんの命日を迎えたという意味でも勝ちたかった」と前川主将は唇をかんだ。

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2017年10月23日のニュース