朝乃山、充実ぶつかり稽古 白鵬も期待「自分に似ている」

[ 2017年10月16日 05:30 ]

大相撲秋巡業

朝乃山に胸を出す白鵬(右)
Photo By 共同

 大相撲の秋巡業が15日に京都市で行われ、幕内・朝乃山(23=高砂部屋)が横綱・白鵬(32=宮城野部屋)の胸を初めて借りて、ぶつかり稽古を行った。転がされながらも約5分、胸に飛び込み続け「長く感じました」と充実感を漂わせた。

 朝乃山は1メートル88、165キロの堂々とした体を生かした四つ相撲が得意のホープ。新入幕の秋場所では10勝5敗で敢闘賞も獲得した。その勢いをぶつけても優勝39回を誇る大横綱はびくともせず、「最後まで押し切れない。腰が引けている、と言われました」と脱帽した。一方、白鵬は、朝乃山の将来性に太鼓判。「自分に似ている。柔らかさの中に重さ、強さがある」と“白鵬2世候補”として期待した。

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2017年10月16日のニュース