箱根駅伝予選会 東大・近藤、初の本戦出場が濃厚「力ついた。楽しみ」

[ 2017年10月14日 14:41 ]

<箱根駅伝予選会>20位ゴールし、ガッツポーズする東大・近藤
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 箱根駅伝予選会が14日、東京・立川市で行われ、東大のエース、近藤秀一(3年)は59秒54で個人20位となった。東大は32位で本戦出場権獲得はならなかったが、近藤は関東学連チーム入りを確実にした。

 前半から日本人の先頭集団で好位置をキープして、目標としていた1時間切りを達成した。日本人14番手でゴールし「余裕を持って走れて、ラストまで崩れなかった。練習の成果を出せた」と頬を緩めた。

 過去2年関東学連チームに選出されたが、いずれも補欠で走ることはできなかった。昨年の箱根駅伝後、一念発起してマラソンに初挑戦。東京マラソンでは2時間14分13秒の好タイムをマークした。「マラソンで土台ができて、ケガも減った。継続して練習ができている」ことがレベルアップにつながっている。

 本戦出場権を逃した大学の日本人選手ではトップタイム。今回は初の本戦出場が濃厚で、1区を希望する。「まだ走ることができるか決まっていないけれど、過去2年に比べて状態はいいし、力がついた。楽しみです」と心を躍らせていた。

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2017年10月14日のニュース