鈴木愛、賞金女王へ上々首位発進 ハヌルとの直接対決制した

[ 2017年10月14日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース第1日 ( 2017年10月13日    千葉県千葉市 東急セブンハンドレッドクラブ西コース=6662ヤード、パー72 )

1番、ティーショットを放つ鈴木愛
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 賞金ランク2位の鈴木愛(23=セールスフォース)が6バーディー、1ボギーの5アンダー、67で回り、同組で賞金ランク1位のキム・ハヌル(28=韓国)に4打差をつけて首位に立った。キム・ハヌルは13位。日本女子アマ覇者で16歳の女子高生アマチュア・安田祐香(滝川二高2年)も13位につけた。

 冷たい秋雨の下で鈴木の武器が光った。前半9番で9メートルをねじ込み待望の初バーディー。「これでイメージが良くなった」とギアを入れ替えた。後半14番からは5メートル、13メートル、1メートル、5メートルを沈めて堂々4連続バーディー。平均パット数1・7547でツアー1位に君臨する自慢のパットでスコアを伸ばすと、瞬く間に首位に躍り出た。この日の24パットは全体の2位。「ユーティリティーとアイアンはイマイチだったけど、本当にパットに助けられました」と笑みがこぼれた。

 キム・ハヌルと同組は国内、海外を合わせて今季13回目。「組み合わせを見て、また一緒!という気持ちもあったけど彼女のプレーは粘り強い。いいプレーを見せられると、私も、という気持ちになるのでプラスです」と好敵手の存在も好スコアにつなげた。今季は賞金ランク1位のキム・ハヌルに約530万円差の1億481万3800円で2位。「チャンスはあると思う」。残りは7試合。初の賞金女王への足掛かりとするために、まずは今季3勝目に狙いを定めた。

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2017年10月14日のニュース