女子3連覇狙う上田は復帰3戦目「記憶に残るレースで大復活を」 男子昨年の王者田山は引退を表明

[ 2017年10月14日 15:32 ]

日本選手権の会見に出席した(右から)佐藤優香、高橋侑子、上田藍、田山寛豪、古谷純平、小田倉真
Photo By スポニチ

 トライアスロンの日本選手権(15日、お台場海浜公園周辺)の前日会見が14日、都内で行われ、有力選手が大会への抱負を語った。

 3連覇と通算6度目の優勝を狙う女子の上田藍(33=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)は、7月の強化合宿中にバイク練習で転倒して右鎖骨を骨折した。これが復帰3戦目とあって徐々にケガも癒え、本調子を取り戻してきた。「練習で追い込める日々がこんなに楽しいものかと感じている。記憶に残るレースで大復活したい」と自信満々に宣言した。

 一方、男子の第一人者で昨年王者でもある田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本・流通経大職)は「第一線から退く決意をした」とトップレベルの競技からの引退を表明。「新たな道に向かういいスタートを切れるように頑張りたい」と11度目の優勝とともに有終の美を目指す。

続きを表示

2017年10月14日のニュース