炎鵬 初の巡業参加で充実の時間「最高の形で帰ってこれた」

[ 2017年10月14日 17:46 ]

安美錦(右)にぶつかる炎鵬
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 3場所連続優勝中の三段目・炎鵬(宮城野部屋)が14日、関脇・嘉風(尾車部屋)に期待の言葉をかけられた。この日は地元金沢での開催とあって、初めて巡業に参加。幕下との申し合いやベテラン安美錦の胸を借りて汗を流すなど、充実の時を過ごし、「最高の形で帰ってこれた」と喜んだ。

 関取以上の申し合いとなってからも土俵下に残り、居合わせた嘉風に声をかけられた。「俺はいまが全盛期だから、すぐ(幕内に)上がってこいって言われました」。ベテランから対戦を熱望された炎鵬は現在95キロ。兄弟子・白鵬とのトレーニングで肉体改造に励んでいるが、嘉風からは「そんなに体を大きくしなくてもいい」と背中を押された。105キロで戦えると太鼓判を押されたという。

 「去年まで自分が巡業が見に来ていたのに、まさかいまこうして」。プロになって成長した自分の姿に驚いていた。

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2017年10月14日のニュース