村上 日本女子63年ぶり金に満面笑み「人生で一番いい演技」

[ 2017年10月9日 06:47 ]

世界選手権で金メダルを獲得し、笑顔で写真におさまる(右から)日体大の畠田男子監督、白井、村上、日体大の瀬尾女子監督
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 体操・世界選手権の種目別決勝・女子床運動で金メダルを獲得した村上茉愛(21=日体大)は表彰式後、満面の笑みで取材に応じた。

 ――演技を振り返って。

 「人生の中で一番いい演技だった。きょうは全部狙いにいった中で、いいものが出せた。一番いい演技を出せたのが嬉しかった」

 ――63年ぶりの金メダル

 「個人総合(4位)が悔しくて、何色でもいいからメダルを獲って帰りたかった。63年ぶりに取れたのが私で良かったなと思います」

 ――白井と並ぶ金メダル。

 「ちょっと遠い存在かなと思ったけど、同じ大学で自分のためになるようなことも言ってくれる。いつも“頑張って”と言われていたけどなかなか取れなくて、2人で取れたのは良かった」

 ――男子への対抗心。

 「内村選手だったり、健三だったりがメダルを取って体操自体は有名になってきているけど、女子はそんなに人気がなくて“どうせメダル取れないでしょ”ってのが悔しくて、女子も取れるところまで来ていることが証明できた。これを機に体操をもっと知ってもらえれば」

 ――東京に向けて。

 「この大会でメダル取れなかったら、メダルは無理と思っていた。ここで取っておくことで来年とか東京に向けて評価してもらえる。東京まであと3年、調子を落とさずにやっていけば確実に五輪でメダルを取れると思っている」

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