ジャガーズがスティーラーズを撃破 新人RBフォーネットが大活躍

[ 2017年10月9日 12:37 ]

181ヤードを走破したジャガーズのRBフォーネット(AP)
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  NFLのドラフト全体4番目に指名されたジャガーズの新人RBレナード・フォーネット(22歳=ルイジアナ州立大出身)が、8日に敵地ピッツバーグ(ペンシルベニア州)で行われたスティーラーズ戦で28回のキャリーで181ヤードを走破。第4Q残り1分47秒には90ヤードを激走してとどめのTDをマークし、チームは35―31(前半7―6)で今季3勝目(2敗)を挙げた。

 スティーラーズのセーフティー、マイク・ミッチェル(30歳)は試合中に「おまえはどうせルーキー。準備ができていないな」と挑発していたが、90ヤード以上のTDランを記録した選手の中で22歳のフォーネットは史上最年少。「自分にとって最大の関心事は相手につかまらないこと。前週(対テキサンズ=16―37で敗戦)は精彩を欠いたのでなんとかしたかった」と素晴らしい活躍を見せた。

 1メートル83、109キロのフォーネットはルイジアナ州立大の2015年にオールアメリカに選出され、ハイズマン賞の候補にもなった選手。RBとしてはドラフト最上位で指名されていた。

 ジャガーズは2007年シーズン以降勝ち越しておらず昨季は3勝13敗。今季も前評判は良くなかったが、第5週の時点で早くも昨季の勝ち星に並び、AFC南地区の単独首位に立った。

 守備陣も健闘。この日はスーパーボウルを経験しているスティーラーズのQBベン・ロスリスバーガー(35歳)のパスを5度インターセプトし、そのうち2回をTDにつなげて試合の流れを変えた。

 AFC優勝候補の一角、スティーラーズ(北地区)も3勝2敗。ロスリスバーガーのインターセプト5回は自己ワーストで、チームは今季初めてTDなしに終わった。

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