舞依 フリー日本人最高、参考記録も自ら更新 五輪へ好材料

[ 2017年10月8日 05:30 ]

フィギュアスケート ジャパン・オープン ( 2017年10月7日    さいたまスーパーアリーナ )

演技を終えガッツポーズをする三原舞依(撮影・小海途良幹)
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 ノーミス・クイーンが帰ってきた。三原舞依(18=シスメックス)は冒頭のルッツ―トーループの連続3回転を決め、その後も「ガブリエルのオーボエ」を演じきった。ジャンプもスピンもステップもほぼ完璧。参考記録とはいえ、147・83点は自身が持つフリーの日本人最高146・17点を上回った。

 「見てくれる人が元気に、笑顔にと思って滑りました」。フリーでジャンプの失敗があった9月のカナダでの試合の後、現地に滞在。名振付師のウィルソン氏の下でフリーの指導を受けた。あえて同行しなかった中野園子コーチは「私の手を離れて大人になったかな。自分で考えさせるためにやらせた」と独り立ち効果を実感。五輪メダル候補のザギトワを抑えたことは本番に向けて明るい材料になる。

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