塚原女子強化本部長 個人2人入賞を評価、競技力向上に手応え

[ 2017年10月8日 08:28 ]

体操世界選手権第5日 ( 2017年10月6日    カナダ・モントリオール )

村上茉愛の段違い平行棒の演技(AP)
Photo By AP

 日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長は「日本選手2人が入賞できたのは力がついてきているということ」と女子の競技力向上に手応えを示した。個人総合決勝に出場した村上、杉原を含めて今大会の代表4選手は全員がリオ五輪に出場。それぞれが経験を積んだことがレベルアップにつながった。加えて、同協会は20年東京五輪を見据え、日本全体の競技力を高めるため本格的な強化に乗り出している。

 今年3月に若手選手を対象とした常設のナショナルチームを設置。所属の異なる選手を集め、現在、実績のある海外の指導者や振付師を呼んで強化に励んでいる。今大会の代表選手では杉原が唯一のメンバーだが、世界選手権での日本の躍進を刺激に新たな選手の台頭も期待できる。

続きを表示

2017年10月8日のニュース