吉田 2差3位浮上、10代旋風阻止へ「30歳、頑張ります」

[ 2017年10月8日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース第2日 ( 2017年10月7日    静岡県裾野市 東名カントリークラブ=6589ヤード、パー72 )

スタンレーレディース第2日 18番、ホールアウトし笑顔を見せる吉田
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 5位から出た吉田弓美子(30=フリー)が5バーディー、1ボギーの68で回り、2打差の3位に浮上した。ツアー史上2人目の3週連続優勝を狙う畑岡奈紗(18=森ビル)は5バーディー、4ボギーの71で回り、順位を1つ上げて7位に踏みとどまった。8位発進のテレサ・ルー(29=台湾)が65で回り単独首位に立った。

 今年30歳になった吉田が“ストッパー”を買って出た。「“世代交代”と言われているけど、30歳、頑張ります!」。最近吹き荒れる10代旋風を止めるべく、優勝戦線に顔を出した。

 来季に向けて2つのことに取り組んでいる。「スイングはゆっくり上げてためをつくる」「パッティングはクロスハンドから順手に戻す」。ジュニア時代から慣れ親しんだコースで結果につなげ「取り組みは間違ってなかったんだ」と喜んだ。17番(パー4)では残り101ヤードの左ラフからPWで1メートルにピタリ。2日間の平均パット数26回は出場選手最少。「10代以来」の順手でのパットは好調で「いいストロークで打てた」と満足げだ。

 5月には2年ぶりの通算6勝目を飾ったが、最近3試合は予選落ちするなど不振が続いた。「久しぶりの“日曜日”を楽しみつつ、優勝争いも楽しみたい」。若手に負けじと闘志を燃やしていた。

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2017年10月8日のニュース