杉田 マナリノに敗れ4強逃すも躍進!世界ランク30位台へ

[ 2017年10月7日 05:30 ]

男子テニス 楽天ジャパン・オープン ( 2017年10月6日    東京・有明テニスの森公園 )

シングルスで4強入りを逃した杉田
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 シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング40位の杉田祐一(29=三菱電機)は、同31位のアドリアン・マナリノ(29=フランス)に2―6、4―6で敗れて4強入りを逃した。それでも大会初の8強入りを果たし、来週の世界ランキングでは自己最高を更新して初の30位台となる36位に浮上する見通しとなった。

 要所でことごとく上回ったのはマナリノの方だった。今季4度目の対戦。杉田は「自分がもう一つ打破できなかった。それが課題」と悔しがった。「長いクロスラリーはマナリノ選手の想定通りだったと思う」と強打一辺倒では粘る相手を攻め落とせなかった。第1セットは2―0から6ゲーム連取を許し、ブレーク合戦の第2セットも競り負けた。

 錦織不在の今大会で存在感は示したが「こんなにプレッシャーがかかるとは」と地元開催の大きな重圧も初体験した。来年の全豪オープンのシード入りを目指し、世界ランク32位以内を目指す今季終盤戦。「ここで結果を出せるようになれば、かなりステップアップできる」と新たな目標も見つけた大会となった。

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2017年10月7日のニュース