ブラジル五輪委会長を逮捕 IOC委員の買収関わった疑い

[ 2017年10月6日 05:30 ]

 ブラジル司法当局は5日、国際オリンピック委員会(IOC)委員の買収に関わった疑いで、ブラジル・オリンピック委員会のヌズマン会長を逮捕した。

 16年リオ五輪の招致が決まった09年のIOC総会の投票前に、票を買う目的で当時IOC委員だったラミン・ディアク前国際陸連会長(セネガル)の息子にブラジル企業から200万ドル(約2億2500万円)が支払われたが、ヌズマン容疑者は仲介役を務めたとされる。

 ディアク親子は20年東京五輪招致を巡っても多額の資金を受け取った疑惑が持たれ、フランス当局が昨年捜査に着手している。

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2017年10月6日のニュース