中国卓球リーグ、日本選手を排除 美宇も佳純も…全外国人選手が参戦不可

[ 2017年10月6日 05:30 ]

中国スーパーリーグに出場できなくなった平野美宇
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 卓球の最高峰、中国スーパーリーグに日本選手が参戦できなくなったことが5日、分かった。日本協会関係者によると、中国協会が同リーグに全ての外国人選手を出場させない方針を固め、平野美宇(17=エリートアカデミー)が加入予定だったクラブから今月に入って受け入れができない旨の連絡が届いた。

 今年は石川佳純(24=全農)も初参戦を予定していた。13年は交渉がまとまらず断念しており、また希望をかなえられなかった。少なくとも20年東京五輪まで、日本選手は参戦できない見込み。

 中国はこれまでも五輪の約1年前から国内合宿などで日本選手の受け入れを制限してきた。関係者は「3年前は少し早い。中国のメダル独占に向け、日本をターゲットにしている」と分析した。女子日本代表前監督の村上恭和氏は「受け入れを制限した次は出すことを制限するのでは」と語り、中国選手を招く計画のある来秋発足の国内プロリーグへの影響も心配した。

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2017年10月6日のニュース