体操・村上茉愛 トップで個人総合決勝進出 日本女子初の「金」目指す

[ 2017年10月5日 10:34 ]

女子予選、村上茉愛の床運動
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 体操の世界選手権第3日は4日、カナダ・モントリオールで女子予選が行われ、村上茉愛(21=日体大)が4種目合計55・933点をマークし、トップで個人総合決勝(6日)に駒を進めた。

 決勝は予選の得点を持ち越さずに行われ、村上は個人総合で金メダルを獲得すれば日本女子で初の快挙となる。「米国の選手にミスもあったので、運が良かったのかな」としながら、「でも、まあ、嬉しいですね」と少しだけ表情を緩めた。

 五輪翌年で休養している選手や世代交代を進める国もあり、今大会はリオ五輪の個人総合メダリストが不在。世界一へ絶好のチャンスが到来している。「自分も全て完璧というわけじゃない。細かいところを意識したら上にいける」という21歳は床運動も2位、平均台も8位で種目別決勝に進出した。

 個人総合の杉原愛子(18=朝日生命)、平均台の寺本明日香(21=中京大)、跳馬の宮川紗江(18=セインツク)も予選を突破した。

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