白鵬が記念館設立計画 来年末にも大阪に 横審特別表彰で明かす 

[ 2017年10月5日 05:30 ]

北村正任横綱審議委員長(右)から最多勝の記念額が白鵬に贈呈され、書を記した仲川恭司さんとともに記念撮影
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 横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が「白鵬記念館」の設立を計画していることが分かった。7月の名古屋場所で通算最多勝利記録を更新したことに対し、両国国技館で横綱審議委員会(横審)から特別表彰され、記念の書を贈呈された際に明かした。白鵬の所持品を収めた記念館は、早ければ来年末にも大阪市内に完成する。

 横審の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)から記念の書を受け取ると、白鵬は額縁に収まる3文字を凝視した。自ら選んだ「夢 心 運」の3文字を書家の仲川恭司氏が揮毫(きごう)。それぞれが三角形に配置されており、白鵬は満足顔で「非常にバランスがいい」とうなった。

 3文字を選んだ理由は「豊かな心で運をつかんだら夢がかなう」と説明。そして置き場所については「白鵬記念館を考えている。しばらく家に置いて家族で楽しむ。その後は、記念館で皆さんに見てもらえれば」と続けた。

 白鵬記念館は在籍する宮城野部屋が春場所に部屋を構える大阪市天王寺区上本町に建てられることが有力で、早ければ来年末にも完成する。最強横綱が初土俵を踏んだ地でその足跡を堪能できる日は遠くない。

 この日は東京五輪の機運を高める「大相撲beyond2020場所」に出場。稀勢の里とともに土俵上の儀式の一つである三段構えを披露し、観客を沸かせた。

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2017年10月5日のニュース