杉田 楽天ジャパンOP初勝利、次戦はラオニッチ 番狂わせだ

[ 2017年10月4日 05:30 ]

楽天ジャパンOPシングルス1回戦でポイントを奪い、ガッツポーズする杉田
Photo By 共同

 男子テニスの楽天ジャパン・オープンは3日、東京・有明テニスの森公園でシングルス1回戦が行われ、世界ランキング40位の杉田祐一(29=三菱電機)は、同37位のブノワ・ペア(28=フランス)と対戦した。第1セットを6―4で奪うと、第2セット第1ゲームの途中で相手が体調不良で棄権し、本戦6度目の出場で大会初勝利を挙げた。2回戦では世界12位で第3シードのミロシュ・ラオニッチ(26=カナダ)と対戦する。

 錦織不在の中、日本男子最高位の看板を背負う杉田が1万人を超える観客の期待に応えた。「相手の動きが重そうだと思った。焦らず左右に振っていこうと思った」と不調を見抜いてじっくり料理。先週の成都オープンでは4強入りし、1日夜に帰国。2日にはさっそくダブルスに出場した。大会初勝利にも満足する様子は見せず、「ここでできるだけアピールしたい」とラオニッチ戦での番狂わせを誓った。

続きを表示

2017年10月4日のニュース