内村まさか跳馬で左足故障 3種目終了棄権で個人総合の連覇途切れる

[ 2017年10月3日 08:44 ]

内村航平
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 体操の世界選手権はカナダ・モントリオールで開幕し、日本男子は予選3班で演技した。個人総合で7連覇を目指す内村航平(28=リンガーハット)が、2種目目の跳馬でアクシデントに見舞われた。リ・シャオペンの着地の際に左足を痛めて苦悶の表情。リ・シャオペンは「毎回跳ぶたびに命の危険を感じている」と話すほどの高難度の技で、9月29日の本会場練習でも失敗していた。

 次の平行棒までに懸命のケアを続け、平行棒も演技をしたが、着地の際に痛みで顔をゆがめた。4種目目の鉄棒の練習も行ったが、これ以上の競技続行は不可能と判断して鉄棒の演技は行わずに3種目終了時点で棄権を決断。世界選手権の連覇は6、個人総合の連勝も40で止まった。

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