内村の宿敵ベルニャエフは得点伸びず「きょうは疲れていた」

[ 2017年10月3日 02:27 ]

 体操の世界選手権は2日、カナダ・モントリオールで開幕し、男子予選1班に16年リオデジャネイロ五輪個人総合銀メダルのオレグ・ベルニャエフ(24=ウクライナ)が登場した。

 9月29日の本会場練習で精彩を欠いた24歳は、この日もベストの演技には程遠かった。床運動で2度のラインオーバーがあったほか、つり輪や鉄棒でも得点が伸びずに6種目合計で85・431点。「きょうは疲れていた」と振り返った。

 リオ五輪では5種目終了までトップを走るなど、今大会で7連覇を目指す内村航平(28=リンガーハット)の最大のライバルと目されている。「内村に勝って金メダルを獲ることは、自分がレジェンドになるということ。そうなるように頑張るよ」と個人総合決勝(日本時間6日)を見据えた。

 15年大会銀メダルのマンリケ・ラルドゥエト(21=キューバ)が86・699点をマークし、1班終了時点でトップ。内村、白井健三(21=日体大)ら日本男子は予選3班(日本時間3日午前7時開始)で演技する。

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2017年10月2日のニュース