小平 結婚後&今季初“おのろけV”史上初の夫婦賞金王へ前進

[ 2017年10月2日 05:30 ]

男子ゴルフツアー トップ杯東海クラシック最終日 ( 2017年10月1日    愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=7325ヤード、パー72 )

優勝カップを掲げる小平智
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 首位タイから出た小平智(28=Admiral)が5バーディー、2ボギーの69をマーク、通算14アンダーで今季初勝利を挙げた。元賞金女王の古閑美保(35)との結婚後初優勝でツアー通算5勝目。賞金ランキング1位にも浮上し、史上初の夫婦賞金王へ一歩、前進した。時松隆光(24=筑紫ケ丘GC)は通算13アンダーで2位。首位から出た金亨成(37=韓国)は71と伸ばせず3位に終わった。

 18番グリーンがのろけの場となった。表彰式後の写真撮影タイム。優勝カップを掲げる小平の元にスタッフがスマホを手に駆け寄った。ビデオ通話の相手は所用で観戦できなかった愛妻だ。

 「美保、優勝したよ」

 「良かったね。いい勝ち方だったね」

 3月に結婚後、善戦するものの、つかめなかった勝利。「一番に優勝を届けたかったのが美保。早く見せてあげたかった」とにやけた。

 元賞金女王が称賛した通りの勝ちっぷりだった。首位と3打差あった15番でバーディーを奪うと、金亨成が16番でトリプルボギー。運も味方に付け首位に並ぶと、17番で4メートルのバーディーパットを沈めて抜け出した。第1打を曲げた18番パー4は3打目勝負と切り替え、1・5メートルにつけ、ナイスパー。「パットに不安があって自信がなかったが、それを払拭(ふっしょく)できた」。武器のショットだけではなく、安定感が出てきた小技とメリハリをつけての攻略で頂点に立った。

 支えてくれる存在も大きかった。「テレビでは強気なことも言うけれど料理もおいしいし、炊事洗濯もしてくれる。ストレスなくゴルフができている」。ゴルフには一切、口出しせず、困った時にそっと、しかもさりげなくアドバイスする新妻には感謝しかない。「次は美保と一緒に優勝カップを持ちたい」と結婚2勝目を早くも約束した。

 5年連続5勝目で賞金ランクは首位に浮上。「賞金王は頑張ったご褒美」との位置づけだが、オフに結婚式を挙げる。初の夫婦賞金王という冠は、門出を祝すにふさわしい。

 《愛妻の亡き師、清元さんに吉報》小平の優勝は手向けの勝利にもなった。古閑を賞金女王へと育てた清元登子さんが9月16日に死去。定期的に見舞いに訪れていた古閑とともに、小平も今年の初めに訪問。「結婚します」とあいさつした。「元々ゴルフは見ない人らしいけれど、僕の試合は見てくれていたみたい。美保も凄いショックを受けていた」と気遣っていた。ふさぎ込んでいた新妻と天国の恩師にも吉報を届けた。

 ▼3位金亨成 (トリプルボギーの16番は)トイレに行って戻ったらみんなが(ティーグラウンドに)いなかったので急いで打ったら引っかけてしまった。(痛恨のミスで大会2勝目を逃す)

 ▼6位星野陸也 (10番の)ダボは結構ショックだった。最後はもういっちゃえーと思って何とか盛り返せた。(15番から4ホールでスコアを4つ伸ばし国内では最高位)

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