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「最後の五輪」へ…長洲未来 驚異的な24歳でのトリプルアクセル成功

USインターナショナルで2位となった長洲未来(左)。中央は優勝した本田真凜、右は3位のカレン・チェン                    
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 9月半ばに行われたフィギュアスケートのUSインターナショナルクラシックで、24歳の長洲未来(米国)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度着氷した。ショートプログラムでは少し乱れて、GOE(出来映え評価)でマイナス1・60点。フリーではよりきれいに下りてマイナス0・40点。ともにプラスの評価こそもらえなかったが、トリプルアクセルとして認められた。

 昨季、国内では14歳(当時)の紀平梨花がトリプルアクセルを成功させて話題となったが、長洲は現在24歳。かつて14歳で全米女王となった元天才少女も、フィギュア界ではもうベテラン選手だ。女子は体の成長に伴い、若い頃に跳ぶことができたジャンプを跳べなくなる選手が多い中、20代半ばで高難度のジャンプをマスターしたのは驚異的とも言える。

 どうしてこの年齢で大技を跳べるようになったのか。

 長洲はこう明かす。「ずっと跳びたいと思っていたけれど、すごく難しかった。まずはやせないといけない。今は生野菜を多く食べています。筋トレの量も増やしました」。ぽっちゃりしていた時期もあったが、今季の長洲の体は絞れている。食生活の改善とトレーニングによって、体に作り直したのは傍から見ていてもよく分かる。夏場のアイスショーで挑戦していた際、トリプルアクセルを代名詞としていた浅田真央さんに「これなら跳べるんじゃない」と背中を押されたことも自信になった。

 4位となった10年バンクーバー五輪以降、体の変化や故障で苦しんできたが、来年2月の平昌五輪で2大会ぶりの出場を目指している。「最後の五輪だと思う。(トリプルアクセルに)挑戦しないのはもったいない。大人になって跳べる人は少ないし、大人になって跳ぶことにはもっと意味がある」。トリプルアクセルを武器に再び五輪の大舞台で勝負することが競技人生最後の目標だ。

 日本国内でも16歳の樋口新葉や17歳の坂本花織がトリプルアクセル挑戦に意欲を見せている。だが、残念ながらまだ実戦で投入するまでには至っていない。今季は間に合わないかもいしれない。でも、あきらめないでほしい。大技習得に年齢は関係ないということを長洲の成功が教えてくれる。(柳田 博) 

[ 2017年9月28日 14:30 ]

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