前ブルズのウェイドがキャバリアーズと契約へ ジェームズと4季ぶりに合体!

[ 2017年9月27日 13:38 ]

キャバリアーズとの契約が濃厚になった前ブルズのウェイド (AP)
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 NBAブルズから契約の早期解約(バイアウト)という形でFAとなったドウェイン・ウェイド(35)が26日、ウェーバー明けにキャバリアーズと契約する意思を固めた。AP通信などによれば、1年230万ドル(約2億6000万円)というベテランの最低年俸を受け入れるもよう。デビュー以来、ヒートに13シーズン在籍したウェイドは昨季にブルズと2年契約を交わしたが、ブルズは主力フォワードだったジミー・バトラー(28)をティンバーウルブスにトレードするなど若返り策を図っており、昨季18・3得点をマークしたベテランも人員整理の対象になっていた。

 キャバリアーズの大黒柱、レブロン・ジェームズ(32)は2013年シーズンまで4季ヒートに在籍しており、ウェイドとともにファイナル制覇を2度経験。元チームメートとの“再合体”にジェームズは「彼は勝てるDNAをチームにもたらしてくれるだろう」と語っていた。

 キャバリアーズは昨季までジェームズとともにチームを支えていたガードのカイリー・アービング(25)をセルティクスに放出。交換要員のアイゼイア・トーマス(28)は股関節の故障で来年1月まで戦列には復帰できないが、ブルズ時代にシーズンMVPとなった前ニックスのデリック・ローズ(28)をすでに獲得。そこにウェイドも加わることになり、J・R・スミス(32)、カイル・コーバー(36)、イマン・シャンパート(27)といった従来のメンバーを含め、バックコート陣はリーグ屈指の層の厚さを誇る陣容になった。

 ウェイドはマーケット大から2003年のドラフト全体3番目にヒートに指名されてNBA入り。計14シーズンで915試合に出場し、平均23・3得点、5・7アシストをマークしている。球宴には11回出場。ファイナルでは06年を含めて3回優勝に貢献している。

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2017年9月27日のニュース