片岡大育 逆転で今季初優勝!ツアー3勝目も「1番緊張した」

[ 2017年9月24日 18:13 ]

男子ゴルフツアー アジアパシフィックオープン・ダイヤモンド・カップ最終日 ( 2017年9月24日    千葉県横芝光町 カレドニアン・ゴルフクラブ=7100ヤード、パー71 )

<アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ 最終日>優勝した片岡大育はダイヤモンド杯をかかげる
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 首位に1打差の3位で出た片岡大育(28=Kochi黒潮CC)が4バーディー、3ボギーの70をマークし通算12アンダーで逆転し今季初優勝。昨年10月のトップ杯東海クラシック以来となるツアー3勝目を挙げた。

 優勝争いは、序盤で抜け出したP・サクサンシンが9番でトリプルボギーをたたいて大混戦となった。片岡は12番でボギーをたたいたが、終盤に猛チャージを見せる。14番で1メートルに付けてバーディー。難易度1位の15番パー4はパーオンしたもののカップまで30ヤード。しかも、いったんグリーンの外を通るほどの大きなスライスライン。片岡はウエッジを握り2・5メートルまで寄せてパーで切り抜けた。

 そして16番では3メートルのスライスラインをねじ込んで単独首位に浮上した。195ヤードの17番パー3では、3Uでピン側50センチに付けるスーパーショットで連続バーディーを奪ってリードを広げた。

 片岡は「今日は1日を通していいのも、悪いのもあった。少ないチャンスをものにして徐々に上がってこれた。久々の優勝争いだったし、3つの(優勝の)中で1番緊張した」と笑顔で振り返った。

 ツアー3勝のすべてが逆転で手にしたもの。28歳は「しつこさはあるかもしれない。自分が狙って勝つのは難しい。本当に勝ちたいときに勝てる選手になりたい」と話していた。

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2017年9月24日のニュース