本田真凜、シニアデビュー戦で圧巻V!高地で全力熱演「後半途中から覚えてない」

[ 2017年9月17日 10:59 ]

女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする本田真凜 (AP)
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 フィギュアスケートのUSインターナショナルは16日、米ソルトレークシティーで女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)1位の本田真凜(16=大阪・関大高)はフリー131・52点、合計198・42点とし、シニアデビュー戦を優勝で飾った。

 序盤で3回転ルッツ、フリップ―トーループの2連続3回転ジャンプをきれいに着氷。後半の3回転サルコーが2回転になった以外は大きなミスなくまとめ、今季の新プログラム「トゥーランドット」を最後まで華麗に舞った。

 演技を終えてリンクを下りるとベンチに倒れ込んだ。「体力を温存せず、最後まで全力で滑ろうと思いました。後半途中からは覚えていない」。標高約1300メートルの高地での演技は体への負担が大きかったが、2位の長洲未来(米国)に14・88点差をつけての完勝。「満足できる演技ではないですが、標高が高い中で、今できることはできました。自分との戦いには勝てたんじゃないかな」と頬を緩めた。

 SP5位の坂本花織(17=神戸ク)は3回転ルッツで転倒するなどジャンプでミスが出て、フリー4位の112・30点、合計169・12点で4位だった。

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