中垣内ジャパン3連敗も光明 石川欠場もイタリアから1S奪取

[ 2017年9月16日 05:30 ]

バレーボール ワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会第3日   日本1―3イタリア ( 2017年9月15日    大阪・大阪市中央体育館 )

 大会初勝利を目指した日本は、昨年リオデジャネイロ五輪銀メダルのイタリアに1―3で敗れ、開幕3連敗を喫した。第2戦のフランス戦で右膝を痛めたエース石川祐希(21=中大)は出場しなかった。16日はイランと対戦する。

 どん底の日本に少しだけ光が見えた。第2セットは25―22。3戦目で初めて1セットを奪った。右膝負傷のエース石川が不在。チームの窮地を柳田が最多20得点で踏ん張り、スタメンを外れた大竹が発奮した。ミス連発のイタリアにつけ込めずの開幕3連敗とはいえ、粘りは見せた。「1、2戦がふがいなかった。気持ちの弱さが出た。それを吹っ切って臨んだ」。父・秀之さんが元日本代表という大竹の目に自信が戻っていた。2セット目の途中からコートに立ち、強打を見舞った。

 出番がなかった石川は、16日のイラン戦の出場も微妙な状況。しかし、柳田、山田ら選手の動きに力強さが出てきた。アジアの格上に、一泡吹かせたい。

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2017年9月16日のニュース