東京五輪の体操 オールラウンダーの負担減らす日程案

[ 2017年9月16日 15:54 ]

体操の内村航平
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 20年東京五輪の体操で、オールラウンダーの負担が軽減される日程が組まれる可能性が16日、浮上した。

 12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪の体操は開会式翌日から男子団体予選、女子団体予選、男子団体決勝、女子団体決勝、男子個人総合決勝、女子個人総合決勝と連日行われた。日本のエース・内村航平(28=リンガーハット)にとっては団体予選、決勝、個人総合と中1日で6種目をこなしていく厳しい日程だった。

 東京五輪では女子団体決勝の翌日にトランポリン女子、翌々日にトランポリン男子を実施し、団体決勝と個人総合が中3日開く日程案を、日本協会として五輪組織委員会に提案している。国際オリンピック委員会(IOC)の決定はまだだが、日本協会の遠藤幸一常務理事は「団体で6種目出る選手の負担が今は重すぎる。選手を守るためにもこの日程の方がいい」と説明した。

 内村は3年後の夢舞台を大ベテランとなる31歳で迎える。団体連覇、そして個人総合3連覇へ、回復の時間が増える日程は追い風になるに違いない。

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