千代大龍 連敗脱出 “伝統の夕食”「もう1回やりたいですね」

[ 2017年9月16日 20:27 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2017年9月16日    両国国技館 )

 千代大龍が貴景勝を押し出して連敗を脱出し、5勝目を挙げた。前日(6日目)に日馬富士に敗れた一番を「考えすぎた」と反省。この日は「真っ向から当たってくる相手。自分の立ち合いをしよう」と、本来の強い当たりではね飛ばした。

 所属の九重部屋は、関取衆全員が勝つと師匠が夕食をごちそうする伝統がある。今場所3日目に部屋の関取衆6人全員が勝利して実現。九重親方(元大関・千代大海)が「食べきれないくらい」の焼き肉をごちそうしてくれたという。

 まだ首位と1差。優勝争いも期待されるが、それよりも「もう1回やりたいですね」と、全勝祝いの再現がモチベーションだ。九重部屋勢のアンカーとして、白星リレーのバトンをもらうことを楽しみにしながら、後半戦へ向かう。

続きを表示

2017年9月16日のニュース