NFL第2週 テキサンズが敵地でベンガルズを下して初勝利

[ 2017年9月15日 15:22 ]

チームを勝利に導いたテキサンズの新人QBワトソン (AP)
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 NFLは14日、オハイオ州シンシナティで第2週の1試合を行い、テキサンズが13―9(前半10―6)で地元のベンガルズに競り勝って1勝1敗。この日が22歳の誕生日だった新人QB、ディショーン・ワトソン(22歳)がプロ初先発となった試合で存在感を示して勝利に貢献した。

 ワトソンは24回のパス試投でインターセプトを喫することなく15回を成功させて125ヤードを獲得。得意のランでも5回のキャリーで67ヤードを稼ぎ、第2Q残り50秒には49ヤードを走ってこの唯一のTDをマークした。

 昨季にクレムゾン大を全米王者に導いたワトソンは1メートル91、98キロのQB。ドラフトでは1巡目の全体12番目に指名され、10日の開幕戦(対ジャガーズ)では先発しながら精彩を欠いたトム・サベージ(27歳)に代わって後半から試合を任されていた。

 FG3つによる9点しかマークできなかったベンガルズは2戦2敗。初戦のレイベンズ戦では0―20で敗れており、開幕からホームでの2戦でTDなしに終ったのは1939年のイーグルス以来、実に78年ぶりの屈辱となった。この日も第1Qは無得点。開幕から5つのクオーターで「0」を並べたのは2009年のラムズ以来となった。

 頼みのQBアンディー・ドールトン(29歳)は35回のパス試投で20回を成功させて224ヤードを獲得したが、11回のサックを浴びるなど苦闘。昨季は全16試合に出場してTDなしに終ったのは2試合しかなかったが、今季は早くもその数に並んだ。

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