藍 ラウンド取り消しに「凄いびっくり」台風なみ荒天に「危なかった」

[ 2017年9月15日 00:14 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第1日

悪天候で初日の競技が無効になり、取材に応じる宮里藍(中央)
Photo By 共同

 【宮里藍に聞く】

 ――ラウンド取り消しになった?

 凄いびっくりした。なかなか初日でこういう決断はない。どういう経緯になったのかは気になったけど決まったことはしようない。また明日から頑張っていくしかない。

 ――過去に取り消しは経験がある?

 私が米ツアーやってきた中で(自分のラウンドが取り消されるのは)2回目だと思う。レギュラーツアーで10年くらい前に1回キャンセルになったことがある。どちらにしても決まったことには従って明日また1から頑張りたい。自分のやるべきことをやっていくだけ。今日はコンディションが難しかったし、こんな風の中でコースを回ったことがなかったので、タフなコンディションだなという感じで回っていた。7ホールだけで良かった。

 ――現役最後の試合が4日間から3日間になったが?

 本当にしようがない。決まった中でやっていくしかない。コンディションが難しかったのでしようがない。

 ――再開を待っている間は何をしていた?

 再開予定時間が午後2時5分になった時に1時間くらいあったので1回(ホテルに)帰って着替えて温かい格好にして練習場に向かっている時に(再開予定が再変更になり)午後3時35分になった。

 ――途中から寒くなった。昨日は寒さが敵だと言っていたが?

 今朝は20度近くあったので(その後気温が下がり)10度以上変わると厳しいなと体感しながら回っていた。でも、それよりも風の方が難しかった。

 ――16番は台風みたいだった?

 危なかった。自分たちの判断で「いいんじゃないかな」という感じで勝手にテントの中に入っていった。(中断のホーンは)聞こえなかった。結局テントに行ってからホーンが鳴ったと聞いた。

 ――本当はホールアウトまでやりたかった?

 全然続きから(再開)でもかまわなかった。ただ確かに半分以上の組が明日からのスタートになると不平等になる可能性も出てくる。決められた中でやるしかない。

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2017年9月14日のニュース