中垣内ジャパン、米国に完敗発進 奮闘の石川「全然駄目」

[ 2017年9月13日 05:30 ]

バレーボール ワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会第1日   日本0―3アメリカ ( 2017年9月12日    愛知・日本ガイシホール )

<日本・米国>第1セット、スパイクを決める石川
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 世界ランキング12位の日本は同2位の米国に0―3のストレートで敗れ、黒星スタートとなった。日本はエース石川祐希(21=中大)を中心に攻撃したが、高さで上回る米国に1セットも奪うことができなかった。日本は13日に同9位のフランスと対戦する。

 地元・愛知で凱旋勝利を狙ったエース石川だったが、世界ランク2位の壁に阻まれた。予想以上の完敗に「全然駄目。自分たちのバレーができなかった」とショックを隠しきれなかった。

 8日に行われた練習試合で一足早く、米国の高さを味わっていた。1セット目から石川が3本連続ブロックで止められるという手痛い洗礼を受けた。「そこで大体はつかめた」と、この日の本番では修正。相手ブロックを打ち抜くスパイクで慌てさせたが、牙城を崩すまでには至らなかった。

 今季はワールドリーグ2部で2位になり、アジア選手権では優勝。来年の世界選手権出場も決め、自信を深めて大会に臨んだが、今大会の相手は格上ばかり。中垣内監督は「こういう試合では得るものはない」と険しい表情で言った。

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2017年9月13日のニュース