フィギュア樋口の武器はスピード “ジェット新葉”で平昌へ加速

[ 2017年9月12日 11:21 ]

ロンバルディア杯出発前に取材に応じた樋口
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 フィギュアスケート女子で18年平昌五輪を目指す樋口新葉(16=日本橋女学館高)が12日、ロンバルディア杯(14日開幕、イタリア)への遠征出発前に取材に応じた。

 今季は既に国内2大会に出場しているが、ロンバルディア杯は初めての国際大会になる。「ジャンプはもちろんだけど、スピンやステップでレベルがちゃんと取れるかが気になっている。しっかり滑らないといけないし、大事な大会」と意気込んだ。

 9日には陸上男子100メートルで桐生祥秀(21=東洋大)が日本人初の9秒台となる9秒98をマーク。桐生との交流はないが、「速いじゃないですか!4年前から9秒に近いというのを見ていて、いつ出すかなって見ていた。すごいな」と話した。

 樋口は中学時代、50メートル走で7秒台前半のタイムを叩き出し、クラスの女子で一番速かった。氷上でもスピードが武器で、「ジャンプを跳ぶ時にスピードがあった方が跳びやすいので、意識している」と言う。陸の21歳が“ジェット桐生”なら、氷の16歳は“ジェット新葉”か。「そう言われるように頑張ります」と笑っていた。

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2017年9月12日のニュース