神戸製鋼が開幕4連勝!首位キープ ルーキー重2戦連続トライ

[ 2017年9月9日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第4節・第1日 ( 2017年9月8日    秩父宮 )

<神戸製鋼・NEC>前半、突進する神戸製鋼・重。この後トライを決める
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 1試合が行われ、神戸製鋼がNECを29―12で下し、開幕4連勝で暫定ながらレッド・カンファレンス首位を守った。神戸製鋼は試合開始直後にルーキーCTB重一生(22)が先制トライを挙げ、自身初のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得。各世代で日本一を経験してきた若き“優勝請負人”が、14季ぶりの優勝へと存在をアピールした。一方のNECは2トライに抑えられ2敗目(2勝)を喫した。

 神戸製鋼は思い切りの良さが吉と出た。前半3分すぎ、パスを受けた重は「勝負しよう」と外へのパスの選択肢を捨て前へ出た。絶妙なランコースで相手ディフェンス2人の間を切り裂くと、最後はタックルを受けながらも2戦連続のトライ。「素直にうれしい。積極性を出せた」と相好を崩した。目下、大阪・常翔学園高から帝京大と、5年連続で日本一を経験中。優勝に飢えるチームにも「いい意味で影響を与えたい」と頼もしかった。

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2017年9月9日のニュース